世代間トラウマ

【アメリカ発最新】 心の傷の仕組みを知り 自分をはぐくむ: 生きづらさを癒し、自分とお友達になるより

世代間トラウマとは・・・

記憶のあるトラウマの外には「普段は気付かない、アクセスできないトラウマ」があります。具体的には、乖離してしまう必要があるほどの強烈なトラウマ、言葉を覚える前に起こった子供時代のトラウマ、出生時に起こったトラウマ、胎児期のトラウマなどがあります。ここに含まれるものは、アナタが経験したものになります。

その外には「親や養育者が抱えていたトラウマ」があります。私たちは、親や養育者に育ててもらう間に、彼らが抱えているトラウマを、無意識のうちに内在化してしまう(自分の内側に取り込んでしまう)場合が、あります。

更にその外には「先祖のトラウマ」があります。その中には、戦争、飢餓、ホロコースト、奴隷制度から来るトラウマが含まれます。日本も、第2次世界大戦では空襲や原爆被害を受け、戦中戦後は食糧不足にも苦しみました。実はトラウマは、エピジェネティック(DNAの変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化)な変化 をもたらし、少なくとも4世代、受け継がれていくと言われています 。

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